前人未踏の領域へ Androidアプリ開発編

Androidアプリ開発に関する調査メモ置き場。古い記事にはアプリ以外も含まれます。

株式交換

持ち株が株式交換によって完全子会社化されることになった。よって自分の株は親会社の株に一定の比率で交換されることに。さて、どう対応すべきか。

疑問点
  • 株式交換発表後、株価はどう変動するのか
  • 交換比率の詳細な決定方法
  • 子会社側株主のメリット・デメリット
  • 親会社側株主のメリット・デメリット
  • 株式交換実施後、株価はどう変動するのか。
株式交換方法

株式交換完全親会社が完全子会社の株主に対して交換するには以下の方法がある。

今回のケースでは発行済株式または新株予約権となる模様。

予想交換比率

リリース文にはリリース発表日より過去数ヶ月とある。子会社の立会い買い分売を実行したのが約2ヶ月前であることから、株式交換リリース日(7月14日)より過去2ヶ月間の日足終値の平均値を計算してみる。
親会社 1655.911 子会社 260.4444 比率 6.358:1
このことから、過去2ヶ月間の株価を元に算定した場合の交換比率は1対6〜1対7くらいが予想される。

推測

損失

株式交換比率より、子会社株7株に対して親会社株1株に交換されるとする。借りに子会社株を700株持っていたとして、親会社株は100株と交換となる。ここで、親会社の現在の株価は株式交換時の算定株価の1656円より低ければ、その株価分子会社株主にとっては損失となり、高ければ利益となることから、仮に、交換日の株価を7月14日時点の株価である1226円と同一と考えると、(1656-1226) * 100 = 43000円の損失が発生することとなる。
親会社の決算日は8月であることから、今の時期に株式交換を発表したということは、親会社の株価がさらに下がる要因があることも考えられ(交換比率の差が大きい方が親会社にとっては交換株式が少なくて済むので有利となるため)、その場合、子会社の株主にとっては更なる損失となる可能性がある。

今後の株価
  • 子会社の株価は「親会社の時価に株式交換比率を反映させた株価」 へ向かう(7月14日を基準とし、交換比率を1:7と仮定すると175円)
  • 親会社の株価は株式交換新株予約権による交換であれば下がる。株式による交換であれば業績および景気の動向による。
売りか買いか
  • 間違いなく一度下げるので、短期的には売り。
  • 今後1,2年で親会社の株価が1655.911円を超えると予想するならそのまま我慢。大きく下げると予想するなら売り。
  • 子会社株価が親会社時価の7分の1未満まで下がったなら状況によって買いもあり。
他投資家の動き
  • 子会社株暴落時(400〜450円台)の投資家は今売ると損失確定させることになるので静観
  • 260円台の株主今なら損失が少ないので売り
  • 新規参入投資家は予想交換比率以下で買い。
さらに勘ぐる

親会社株価はここ2週間ほどで500円以上の急落。これを仕手による動きと仮定してみる。子会社株価は現在の親会社株価に対応した値動きをするために、狼狽売りが出て一旦100円近く下げるのでこれを拾う。その後交換日までに親会社の株価算定対象の株価以上にすることで、交換実施日により安く親会社株を手に入れることができる。って思ったがそれはないな。