「プログラミングErlang」が発売されていたのでやってみた。
公式サイト
http://www.erlang.org/
Windows版をダウンロードし、プログラムからerlangを起動すると専用のスクリプト実行画面が出てくる。
実行
で、計算はこんな感じ
1> 1+20. 21 2>
行末のピリオドが命令の終わりを表し、実行結果が表示される。
代入
代入はこんな感じ
11> x = 1233. ** exception error: no match of right hand side value 1233 12> X = 1233. 1233 13> X. 1233 14> X + 15. 1248
変数は大文字で始まらないといけない。っていまどきなぜこんなルール? ・・・っと思ったら、どうやらアトムと関係があるようだ。
変数は単一代入なので、一度宣言した変数に値をセットしようとするとエラーになる
15> Y = 1. 1 16> Y = 2. ** exception error: no match of right hand side value 2
アトム
「定数」もしくは「列挙型」のようなもの。ただし、Java、Cなどが定数を宣言すると同時に値をセットするのに対し、アトムはアトムそのものが値を持つのでその中身が何か、というのを指定することはできない。
1> hoge. hoge 2> hoge = 3. ** exception error: no match of right hand side value 3 3> Fuga = hoge. hoge 4> Fuga. hoge 5> Doc = word. word
-
- この例だとhogeがアトムだ。小文字で始まるのがルールで、ここで変数とアトムを見分けている。
- アトムに値をセットしようとするとエラーになる。
- 変数への代入は可能。
- 代入の際に事前にアトムを宣言する必要はない。アトムはアトムということか。