前人未踏の領域へ Androidアプリ開発編

Androidアプリ開発に関する調査メモ置き場。古い記事にはアプリ以外も含まれます。

Apache Derbyメモ

Derbyとは

Javaによるフル装備のオープンソースリレーショナルデータベース。
完全にJavaで実装され、Javaのソリューションに組み込まれた小さくて標準的なデータベースをユーザーに提供する。Derbyはデータの完全性を保証し、高性能なトランザクションサポートを提供する。デフォルト設定ではエンドユーザーによってインストールまたは保守されるデータベースサーバーを区別しない。

公式サイト

http://db.apache.org/derby/

イントロダクション

インストール前に理解しておくこと。

配備オプション

Derbyには2種類の配備オプションがある。

  • 組み込み(Embedded)

シングルユーザーのJavaアプリケーションで使用するケース。このオプションを使用した場合、DerbyはJavaアプリケーションと同じVM上で動作する。Derbyはアプリケーションによって起動・終了されるため、ほとんどエンドユーザーから隠れた存在となる。
この起動モードを組み込みモード(embedded mode)と呼ぶ。

  • サーバー(Server (or Server-based))

ネットワークを通じて複数のユーザーがDerbyを参照するケース。このオプションを使用した場合、DerbyはホストPCのVM上で動作する。アプリケーションはデータベースにアクセスするために、異なるJVMからDerbyに接続する。Derbyネットワークサーバーは、Derbyソフトウェアの一部であり、Derbyフレームワークの1種類として提供される。Derbyは他の独立して開発されたサーバーアプリケーションともうまく動作する。

システム要件

起動方法

サーバーモード

bin/startNetworkServer(.bat)を実行すると、デフォルトポート1527で待ち受けが開始される。

停止方法

サーバーモード

bin/stopNetworkServer(.bat)を実行で停止する。